達磨大師を知らない日本人は少ないでしょう。

いや達磨さん、起き上がり子法師といえば3歳の子供でも

よくしっています。

達磨は南天竺(南インド)に生まれ、父は国王で香子王といい、

その3男といわれています。

その後、中国に渡り、中国禅の開祖になり、詳しくは、

菩提達磨といい、仏陀より28代の祖師で、

壁に向かって9年間座禅を続けたという話は、面壁9年

という言葉で有名な話です。

 

禅家ではお正月にはまず達磨大師の図像を飾るところが多く、これは

達磨が仏法を意味することと、これらは七転八起、堅忍不抜、

努力無尽、慈悲円満、等々の精神求道の心からに外ならない尊い

達磨の教えを体得して、不動、不屈の精神を養おうとするものだそうです。

 

だるまの教えとは?

 

四つの実践という有名ないたり方があり、

(第一は 前世の怨みに報いる実践)、

これは、現在の苦悩は本来真実に生きるべき自分が妄念にさえぎられて、

迷いの世界に入り込み、怨みや、憎しみの心をもって人を害してきた。

この苦しみは前世の悪行が実ったものと考えて、怨んだり弁明したりしないと

いうものです。

(第二は 因縁に任せる実践)、

世間的な成功や失敗はすべて因縁によるものであって、自分の心そのものには

なんの増減もしない。したがって、失敗や成功に一喜一憂することなく、

縁にまかせることによって安心を得るという実践です。

(第三は 物を求めない実践)、

これは、むさぼりをしないことの実践であり、

物質欲は心の不安からくるものであり、いくらものを集めても

けっして安心することがない。安心できないということは、

本来真実であるべき自分を生きていないということであり、

不幸といわざるを得ない。したがって心を自然の作為のないところにおちつけて、

あらゆる存在を実体のないものだと考え、真理にかなった生き方

を実践しようということです。

(第四は あるべきようにある実践)、

万物が本質的に清浄であるという原理をあるべきありかたと名ずけるのであって、

この原理に従い、利他の心で生き、その利他の心にもとらわれない、すなわち

世間的な汚れを清めるために生きる実践ということです。

 

■だるまが我々にのこしたものとは?

 

現在は物質欲の充足を満たす人々の群ればかりです。

けれども達磨が教えるようにそれでは決して人は幸福にはなれない。

人間本来仏という言葉どおり、人間は本来 仏であり、その心でいつも

過ごせたならば、自然の作為のない生き方となり、よろこびの人生

を過ごすことができる。

私たちはこ尊い教え に接しられたことに感謝し、この教えを日常生活

でいかに実践することが出来るかという事が大切なことであると思います。

.... 人生の時計の針は すでに神の手によって巻かれている .........

いつか 昔、こんなことを聞いた事があります。

人生とはきっと、自分のしたい事のためにあるのだから、

なるべく無駄な考えに時間を使うことなく過ごしたいものです。 


■なぜ、だるまには目が無いのか?

 

江戸時代に入り、およそ2百年前までのだるまには目を書き込んで

売っていました。ところが、当時 疱瘡(ほうそう)が大流行し、

大勢の子供が失明しました。

そのようなことがあって、起き上がりだるまが疱瘡除けのまじない

として利用されました。だから買うとき少しでも、目の良く書けているダルマを、

縁起のよいものとする風潮が生まれました。

そこでだるまを売る人は目無しだるまを用意して、

客の求めに応じながら、その場で目を入れて渡す方法をあみ出したのです。

(目を入れる事を点晴といいます)今は買ったお客さんの中には、

だるま屋さんに目を入れてもらったら商売がうまくいった

と点晴をしてもらう人もいます。

 


■だるまの目は最初にどっちに入れるの?

 

普通は初めは、だるまの左目を(私達から向かって右側)入れ、

願いがかなったらだるまの右の目を(私達から向かって左側)を入れる

習わしになっています。 


■高崎だるまとは?

 

まゆは=鶴、ひげは=亀を表わす縁起だるまは別名福だるま

とも呼ばれ、古くから親しまれています。

高崎だるまの生産個数は年間150万個で全国の8割強の

生産量を誇っています。 七転八起きといわれるように、いかなる困難にも

対処できる、落ち着いた心と忍耐力を表わしています。

 


■高崎だるまと他のだるまとはどこが違うの?

 

高崎だるまは丸い、家庭・社会の円満を形にあらわしてあります。

又、両方の肩に書いてある 商売繁盛、家内安全、心願成就、目標達成、社運隆盛

とあらゆる願いを込めたこの文字は他の産地のだるまには見られません。

 


■だるまの取り換えの時期は?

 

買っただるまは、丸一年おいた後、近所の神社 やお寺で

燃やしてもらいます。そして、また新たな気持ちで

新しい一回り大きいだるまを買って下さい。 一年間悪い気をためた

だるまを年末年始に神社に収め、また新しい福を持ってくることによって、

また、その家の悪い気を一年間吸い取ってくれることでしょう。

 

 
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